さざなみタウンで6回目の「コミュカレ」
市民が「先生」となって趣味や特技、知識を生かした授業を行う「ながはまコミュニティカレッジ学園祭」(通称・コミュカレ)が11月30日、さざなみタウンで開かれ、過去最多となる延べ約1000人が受講した。
コミュカレは2019年のさざなみタウンのオープンに合わせて始まり、今回で6回目。市民有志で組織する実行委員会が主催し、年々規模を拡大している。
この日は1時間目から6時間目まで計50コマの授業があり、会議室や多目的ホール、音楽演劇活動室などを会場に多彩な授業が繰り広げられた。
「猫でもわかる!ヘヴィメタの世界」では長浜ヘヴィメタル芸術研究会の上野賢治さんがヘヴィメタルの歴史や音楽性などを解説した。ヘヴィメタルの起源としてビートルズの「ヘルタースケルター」を挙げ(諸説あり)、現在は60種類以上のサブジャンルに細分化されていることを紹介。「同じ趣味のメタラーが出会うことは奇跡に近い」と指摘し、その特性として「サブジャンルが違うとまったく話が合わず、むしろ敵対することもある」と語り、受講者をうなずかせていた。
このほか、「甘酒を日常生活に取り入れよう!」「探そう!やる気スイッチ」と題した授業や、オリジナルブレンドコーヒー作り、ボードゲーム体験などのワークショップもあり、家族で楽しむ姿が目立った。