地域活力プランナー24人に委嘱状

熱意、アイデア、経験を生かして!

 長浜市内の地域づくり協議会や連合自治会と連携して地域活動の中心的役割を担う「地域活力プランナー」の委嘱式が23日、市役所で行われた。

 プランナーは住民と話し合いながら地域課題を把握し、地域活性化や課題解決に住民と一緒になって取り組む。

 市は総務省の「集落支援員」制度を活用して2016年度から導入している。地域づくり協議会が人材を選考して市が委嘱しており、今年度は市内の地域づくり協議会24組織のうち、長浜、六荘、南郷里、神照、北郷里、西黒田、浅井湯田、下草野、虎姫、こほく、高月、高時、余呉、西浅井の14地域の25人が委嘱された。前年度からの更新22人、新規採用3人で、年齢層は30〜70代と幅広い。

 委嘱式では浅見宣義市長が出席者に委嘱状を手渡し「熱意、アイデア、経験をそれぞれの地域で存分に発揮してほしい。皆さんの活動が地域の希望となる」などとあいさつした。

 プランナーはそれぞれ自己紹介した上で「地域に誇りを持ってまちづくりを進めたい」「まちづくりセンターに来る人が限られる。今年からLINEを開設したので若い人にどんどん来てもらい地域を活性化したい」「昨年、学生や若者、地域の女性とつながりができた。今年は協力してもらって新たな取り組みを考えている」「子ども達が自慢できるふるさとづくりを柱としている」「他の地域のプランナーと情報交換して地域を盛り上げたい」「空き家対策や移住促進を重点的に取り組んでおり、今年度も移住したいまちを目指して取り組む」などと、それぞれ抱負を発表していた。

掲載日: 2025年04月24日