佳子さまご臨席のもと閉会式、障スポへ炬火引き継ぎ
第79回国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ」の総合閉会式が8日、平和堂HATOスタジアム(彦根市)で行われ、会期前(9月6日〜15日、21日〜25日)と本会期(9月28日〜10月8日)合わせて26日間にわたる祭典に幕を下ろした。
閉会式には秋篠宮家の次女・佳子さまがご臨席。ブルーインパルスの編隊飛行が花を添え、表彰状の授与が行われた。今月25日から3日間行われる障害者スポーツ大会への炬火の引き継ぎなどがあった。
開催県の滋賀県選手団は、男女総合成績1位の天皇杯と女子総合成績1位の皇后杯をそろって獲得し、佳子さまから授与された。
県選手団は総合得点2488・0点を挙げ、前年の佐賀大会(1439・0点、8位)を大きく上回った。女子成績も1244・5点(前年747・0点、11位)と飛躍。入賞は210種目にのぼり、前年の127種目から大幅に増加した。地元開催県の優勝は、第75回茨城国体以来6年ぶり。
競技別ではテニス、レスリング、馬術、柔道、バドミントン、剣道、カヌー、アーチェリーの8競技が天皇杯1位、レスリング、馬術、柔道、ソフトボール、剣道の5競技が皇后杯1位となった。
県競技力向上対策本部は「選手育成のノウハウや選手・指導者層の充実といった成果を、競技団体とともにレガシーとして次世代につなげたい」とコメントしている。







