枝川親方も 米原市の緑泉館で
大相撲の時津風部屋の枝川秀樹親方(元・蒼樹山=彦根市出身)と力士2人が11日、米原市長岡の高齢者用複合施設「緑泉館」を慰問し、利用者らと交流を深めた。
施設を運営する医療法人緑泉会の水野敏彦理事長が、枝川親方の現役時代から交流があった縁で2018年から同施設を慰問していたが、コロナ禍で中断していた。5年ぶりとなった今年の慰問は枝川親方と幕下の濱豊(はまゆたか)、三段目の柏王丸(はくおうまる)の3人が訪問した。
利用者には相撲ファンも多く、3人を拍手と歓声で歓迎。質問タイムで利用者が「体重は何㌔ですか」「ごはんはどれくらい食べるのですか」「どんな時が楽しいですか」と尋ねると、柏王丸は「体重は205㌔あり、丼用の器に5杯食べる。ごはんを食べる時が一番楽しい」と笑顔で答えていた。
利用者は力士に「お姫様抱っこ」をしてもらったり、記念写真に一緒に収まったりして交流を深めていた。
また、枝川親方は10月9日にプロシードアリーナHIKОNEで開催する大相撲彦根場所をPRしていた。