近江鉄道、シンボルマークなど発表
近江鉄道は創立130周年を迎えた16日、彦根駅で記念の出発式を開き、新しいシンボルマークなどをデザインした臨時電車を出発させた。
同社は明治29年(1896年)6月16日創業。2016年2月に西武鉄道の完全子会社化となり、2024年4月に公有民営方式による上下分離に移行した。
記念の出発式では藤井高明社長があいさつ、三日月大造知事が祝辞を述べた後、今年4月に鉄道業の職員の制服が新しくなったため、イメージキャラクターの駅長がちゃこんも装いをリニューアルして登場。出席者を交えてテープカットが行われた。最後には赤田和也・主管駅長が合図をする中、記念のロゴがデザインされた臨時電車が出発して行った。記念の臨時電車は今月27日まで運行される。
式後、会社として上下分離後2年連続で黒字化が続いていることに、藤井社長は「今の状況に甘んじることなく、面倒を見てもらっている近江鉄道線管理機構への積立金を増やしていくことが当面の目標」と解説。沿線の人口減少が進む可能性にもふれながら「減る分をどのように補っていくか、皆さんと一緒に考えたい」と語った。
「鼓動」「つくる」「つなぐ」
創立130周年に合わせて、若手や課長級の社員約20人が新しいキャッチコピー「鼓動 つくる つなぐ」と、鼓動が脈打つ様子を表したシンボルマークを考案。ステッカーを製作し、電車やバス、タクシーなどに貼った。
キャッチコピーには、地域ににぎわいの「鼓動」を生み出す存在、地域との協働や異業種連携で未来を共に「つくる」、人と人・地域と地域・企業と地域社会などを「つなぐ」との思いを込めた。
シンボルマークは、水を表す「青」が熱気を帯びてワクワクや元気を象徴する「黄」へ広がっていくイメージをデザイン。
キャッチコピーなどについて、藤井社長は出発式の中で「130年間、近江鉄道は滋賀の地に鼓動を刻み続けてきた。これからは人や物を運ぶだけでなく、楽しさや感動でにぎわう場をつくり、人と人、地域と地域をつないで、街の元気を共に盛り上げる身近なパートナーとして歩んでいく」と意気込みを語った。
(滋賀彦根新聞)






