長浜と彦根の小学生3人、「もっと強く」
長浜相撲クラブに所属する小学生3人が岐阜市内で開かれた女子相撲全国大会でそれぞれ3位入賞した。
3人が出場したのは14日に岐阜メモリアルセンター相撲場で開かれた「第15回全日本女子相撲岐阜大会」(日本女子相撲連盟など主催)。大会には各都道府県から選抜された小中学生や一般(高校生以上)の約230人が団体戦と体重別の個人戦に出場し、熱戦を繰り広げた。
長浜相撲クラブから3位入賞したのは、南郷里小4年の押谷花楓さん(9)=35㌔未満級、長浜南小4年の橋本奈々さん(10)=35㌔以上級、彦根市立城東小5年の内田奏那さん(10)=45㌔未満級。
同クラブは一般社団法人長浜市相撲連盟が運営し、週4回、長浜八幡宮境内の相撲場で稽古を行っている。幼児から高校生まで48人が通い、うち13人が女子。全国大会での入賞に、押谷さんは「女子の選手と相撲ができることが楽しい」、橋本さんは「みんなと練習して、もっと強くなりたい」、内田さんは「より多くの選手と対戦し、全国2位以上を目指したい」と語っている。
指導者の一人、西大星さん(28)=平方町=は「押谷さんは相撲の基本がしっかりしていて、上位を狙える。橋本さんは柔軟性があり、体幹が強いため、体が大きい相手にも負けない。内田さんは手足のリーチが長いので、優勝を狙える選手」とそれぞれを評価。
橋本さんと内田さんは9月22日のわんぱく相撲女子全国大会伊予まつやま大会にも出場する予定で活躍が期待される。