油彩、アクリル、CGで心象を作品化
伊香地域の元中学校美術教諭による「三人展 手で描く・コンピュータで描く」が8月1日から6日まで長浜文芸会館で開かれる。
高月町井口の野村幸弘さんが油絵とアクリル作品、木之本町千田のみのべさちよさんがコンピュータ・グラフィックスとアクリル作品、木之本町木之本の藤腹守男さんがコンピュータ・グラフィックスを並べる。野村さんは具象的表現で、みのべさんと藤腹さんは抽象的表現を通してそれぞれの思いや心象を作品化している。42点を展示。午前9時から午後5時まで(3、4日は午後6時、6日は午後4時まで)。
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3人は市町合併以前に旧伊香郡で開かれていた公募展「伊香郡美術展」が地域の美術文化の醸成につながっていたことを振り返り、三人展の開催にあたってグループ「ICAS(イカス)」(伊香・クリエイティブ・アーティスト・ソサエティの頭文字)を結成。伊香地域での美術風土の再興と、美術に親しむ人の輪が広がるような取り組みにつなげたい考え。