優勝目指し、侍ジャパンを全力サポート

理学療法士・堀口さん、高校野球世界大会日本代表チームに帯同

 堤整形外科リハビリテーション科の理学療法士・堀口幸二さん(49)は韓国で30日に開幕する高校野球世界大会(U—18ワールドカップ)日本代表チームにトレーナーとして帯同する。前回(2017年)のカナダ大会に続き、2回目。

 堀口さんは虎姫高校時代、野球部で左手を負傷しながら、翌日からの公式戦に強行出場した苦い経験を教訓に「子どもたちがスポーツを長くできる環境を整えたい」と理学療法士になった。

 20年程前、一般財団法人「アスリートケア」(旧スポーツ傷害理学療法研究会)の紹介で、全国大会を見学したのがきっかけで、高校野球のサポートをするようになり、現在は甲子園担当理事を務めている。

 球児の傷害予防に貢献したことが認められ、日米親善大会やアジア大会にも帯同するようになり、これまで大会に参加したダルビッシュ有選手(カブス)や田中将大選手(ヤンキース)らトップアスリートをケアした経験を持つ。

 今年のチームは最速163㌔右腕の佐々木朗希選手(大船渡)、プロ注目の奥川恭伸選手(星陵)、西純矢選手(創志学園)や林優樹選手(近江)ら20人で編成。日本代表は世界大会で優勝経験がなく、韓国での「世界一」を目標に掲げている。

 一行は22日から国内合宿をスタートし、大学日本代表と壮行試合を経て、1次ラウンド・スペイン戦に臨む。堀口さんは決勝戦が行われる9月3日までの約3週間、帯同。選手たちの体調を管理するほか、プレー中の応急処置やアイシングをし、手技や最新機器を使って、試合でのベストパフォーマンスを引き出す。

 堀口さんは「プロで構成するトップチームの関係者も注目している大会。優勝のために全力でサポートし、大会の経験を地域に還元したい」と話している。