佐和山小で「防災ミュージアム」

マンホールトイレ見学や消火体験

 彦根市立佐和山小学校で13日、地域住民の防災意識の向上を目的にしたイベント「さわやま防災ミュージアム」が開かれ、親子連れら約150人が訪れた。

 佐和山学区の消防団や老人会、子供会などで組織された団体「地域福祉推進プロジェクト」が初めて企画。災害時に必要となる設備や備蓄品に触れ、実際に体験することで、防災への関心を深めてもらおうと開催した。

 体育館には、避難所で使用する段ボールベッドや室内用トイレなどが並び、参加者が組み立てを体験した。避難所の備蓄品も展示され、災害時の生活を想定しながら、どのような物資が用意されているのかを確認した。また簡易トイレなどで使われる排泄物の凝固剤を使った体験も行われた。

 屋外では初期消火の体験や消防車の展示などを実施。マンホールトイレの開設も行われ、市職員たちが組み立て方や使用方法を教えていた。参加者は実物を見ながら、避難所でのトイレ確保が重要になることを学んでいた。

 佐和山社協の大久保則雄さん(72)は「住民同士で顔の見える機会をつくっていくことが地域住民の防災意識の向上にもつながると思い、さまざまな防災に関するイベントを企画した」と話していた。

(滋賀彦根新聞)

掲載日: 2026年09月16日