伊吹山資料館、神山さんの作品展

山室湿原、絵画にとどめ

 米原市春照の伊吹山文化資料館で、山室湿原をイメージした京都市立芸術大学大学院2回生の神山実貴子さん(24)の日本画展が開かれている。

 神山さんは約1年前、同館で地蔵川のバイカモや伊吹山のオニユリなどをモチーフにした絵画展を開いており、今回で2回目。

 画面に薄いや紙を貼って、そのシルエットを浮かび上がらせながら、その上に淡い緑や青を主体とした草花を描く抽象的な技法を用いている。

 山室湿原は約2万5000年前にできたとされ、約1・5㌶の湿原にはハッチョウトンボやサギソウなど貴重な動植物が多数生息している。神山さんは作品を通して、自信が感じた山室湿原を形に留めながら、貴重な自然が今後も残り続けるよう、願っており、企画展のタイトルを「timeless(時代を超越)」とした。展示は午前9時から午後5時、12月6日まで。入館料は大人200円、子ども100円。月曜休館。