伊吹山の植生復元へ寄付

長浜のホテル、支援の宿泊プラン

 スーパーホテル滋賀・長浜天然温泉(神照町)を運営する京豊エンジニアリング社(京都市)は、伊吹山の植生復元に向けた資金に使ってもらおうと、売上の一部の29万6600円を米原市へ寄付。4月30日に市役所で目録の贈呈式があった。

 同ホテルは昨年7月19日にオープンし、宿泊部屋やエントランスから伊吹山が眺望できる。伊吹山の復活に向けて同社は昨年12月から、同ホテルの宿泊代に300円、500円、1000円のいずれかを上乗せし、その分を市の伊吹山植生復元プロジェクトの支援金にあてる「『SDGs伊吹山植生復元』宿泊プラン」を設定。また同社も各プラン1件の申し込みにつき、300円ずつを同プロジェクトに寄付している。

 今年3月末までの4カ月間で約400人の宿泊客が同プランを利用。同社によると、家族連れやカップル、中高年の夫婦など幅広い層から支援があり「登山後の山頂からのご来光をもう一度見たい」「山頂からの大パノラマが印象に残っている」などの声があったという。

 総括支配人の渡辺毅彦さん(54)は「伊吹山の植生復元には多くの労力とお金がかかる。お客さまの再生への願いをこれからも届けていきたい」と述べ、伊吹山が復活するまで同プランを継続させる考えを示した。

掲載日: 2026年05月11日