木之本の山路酒造の2銘柄
世界的なワインコンテスト「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2026」のSAKE(日本酒)部門で、木之本町木之本の山路酒造の2銘柄が銀賞と銅賞を受賞した。過去最多となる1738品が出品された中での受賞で、湖北の酒造りの実力を世界に示した。
IWCは1984年に英国ロンドンで始まった世界有数のワインコンテスト。SAKE部門は今回で20回目を迎え、「普通酒」「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「スパークリング」「古酒」など計11カテゴリーで審査が行われた。
山路酒造では、「北国街道 純米大吟醸 中取り雫酒」が銀賞、「北国街道 純米吟醸—北」が銅賞に輝いた。
銀賞の「北国街道 純米大吟醸 中取り雫酒」は、能登杜氏と蔵元が原点回帰と未来への思いを込めて醸した純米大吟醸。花酵母で仕込み、圧力をかけず自然に滴り落ちた酒の中から香味に優れた部分だけを使用している。審査では白い花や青バナナ、メロン、桃、トロピカルフルーツを思わせる華やかな香りと、繊細な余韻が高く評価された。
一方、銅賞の「北国街道 純米吟醸—北」は、滋賀県産山田錦を50%まで磨いて仕込んだ純米吟醸酒。やわらかい口あたりで深みのあるコクと米のうまみが特徴で、シナモンアップルや洋梨を連想させる香り、豊かな味わいが評価された。
山路酒造の女将・山路祐子さんは「杜氏とともに、お客さまに喜んでいただける酒を目指して愛情を込めて造っている。今回の受賞は大きな励みになります」と喜びを語った。






