教員40人が実践訓練 長浜市教委
学校への不審者侵入に備えた対応訓練が26日、長浜西中学校で行われ、市内の小・中・義務教育学校の教員約40人が、初期対応や通報、さすまたの使い方などを実践形式で学んだ。長浜市教育委員会が主催し、長浜署、木之本署の署員が協力した。
参加したのは各校で防災や防犯、生徒指導などを担当する教員。4グループに分かれ、生徒昇降口や正面玄関など4カ所で、不審者が校内に侵入したとの想定で訓練した。
不審者役の教員は「ここの卒業生や。今の子どもがどんな感じで勉強しているか見たいだけや」「子どもに会いに来たんや」などと言い、制止する教員を振り切って校舎内へ。対応する教員は相手を刺激しないよう、「いったん校長室でお話を聞きます」「職員室に来ていただいてよろしいですか」などと穏やかに声を掛けた。不審者役が暴れ出すと、複数の教員がさすまたを使って動きを抑えた。
訓練後、不審者役からは「本気で強行突破しようと思えば簡単に入れてしまう場面があった」「落ち着いた声掛けをされると、こちらもヒートアップしなかった」といった感想が出た。狭い廊下ではさすまたが窓などにつかえて扱いにくいとの意見もあった。
訓練を見守った長浜署生活安全課の西澤裕貴警部補らは、不審者を無理に取り押さえようとせず、児童生徒から遠ざけながら警察の到着まで時間を稼ぐことが重要と指摘。特に凶器を持っている場合は「刺激しない」「距離を取る」「時間を稼ぐ」ことや、教員同士の連携、情報伝達の徹底を助言していた。






