三輪電動シートボードなど導入

彦根城周辺で実証運行、新たな移動手段に

 彦根城周辺を訪れる観光客の新たな移動手段を確保しようと、二輪電動キックボードと三輪電動シートボードを活用した実証運行が今月17日から開始。彦根市や、次世代モビリティを全国で展開するBRJ社(東京都港区)、近江鉄道、あいおいニッセイ同和損害保険が連携して実施する。14日には市役所で連携協定の調印式と試乗会が行われた。

 彦根城の世界遺産登録を見据え、観光客の利便性を高めるとともに、自家用車やレンタカーなどに代わる新たな移動手段として次世代モビリティの導入の可能性を検証するのが狙い。来年1月17日まで計122日間実施する。

 実証運行で使用するのは二輪電動キックボードを5台と、座って運転できる三輪電動シートボード15台の計20台。利用者の需要や移動状況などを調べ、彦根城周辺や城下町での観光客の回遊性につながるかを検証する。事業費は約2500万円で、観光庁とBRJ社が半分ずつ負担する。

 調印式には、BRJ社の宮内秀明社長、田島一成市長、あいおいニッセイ同和損害保険滋賀支店の勝谷普典支店長、近江鉄道の藤井高明社長が出席。宮内社長は「安全性を最優先に実証運行をしながら、ニーズを把握し、課題についても真摯に検証したい。そして地域の皆さんに認められる存在を目指していく」とあいさつした。

 利用希望者は専用アプリで登録して、彦根駅西口、夢京橋キャッスルロードのポケットパーク、京橋口駐車場、二の丸駐車場、彦根港、ココット彦根の6カ所に設けられたポートで車両を借りる。利用料は基本料金150円に、20分ごとに200円。16歳以上なら免許不要で乗れるが、アプリ上で運転免許証かマイナンバー、パスポートのいずれかを読み取る必要がある。

(滋賀彦根新聞)

掲載日: 2026年09月18日