米出身、ロータリー交換留学で虎高へ
ロータリークラブの交換留学プログラムで長浜市内にホームステイしながら虎姫高校に通うアメリカ人のブロンズ・エド・アーロンさん(17)が30日、ホストクラブの長浜ロータリークラブ(國友隆房会長)のメンバー5人とともに浅見宣義市長を表敬訪問した。
ブロンズさんはコロラド州カーボンデール出身で、今年8月から来年7月まで虎姫高校に留学している。アメリカで柔術に打ち込む格闘技好きで、留学中は武徳殿(朝日町)で柔道、HARVEST(米原市醒井)でグラップリングなどの総合格闘技に取り組んでいる。
5カ月前から日本語の勉強を始め、この日の表敬訪問では簡単な日本語で受け答え。格闘技好きと聞かされた浅見市長は「日本の文化を知るために是非、相撲にチャレンジしてほしい」などと話しかけた。
ブロンズさんは浅見市長に「市長として長浜で何をしたいですか」などと質問。人口減少対策として「長浜にはブラジル人やペルー人が多い。もっと外国人を増やしてはどうですか」と提案し、「賛否があり、難しい問題」と浅見市長をタジタジさせる場面もあった。
これまでにイスラエル、ケニア、コスタリカ、メキシコを訪れたことがあるブロンズさん。日本では語学や格闘技に打ち込むとともに、東京や広島など各地を訪れたいと話している。
浅見市長は「長浜は勉強になる街。長浜を楽しんで、良いところを吸収してアメリカに持ち帰ってほしい」と話しかけていた。