想定超える来場と持ち込み
まだ着られる衣類を持ち寄り交換する「まちのシェアクローゼット〜服の交換会」が25日、長浜まちづくりセンター(さざなみタウン内)で開かれ、多くの来場者でにぎわった。初開催ながら主催者の想定を上回る衣類が集まり、会場は終日にぎわいを見せた。
主催した長浜市地域おこし協力隊の辻本果歩さん(28)と野村紗里さん(26)によると、持ち込まれたのはレディース衣類が中心で、子ども服やメンズも一定数集まった。季節を問わず春夏から秋冬まで幅広く、バッグやアクセサリー類も並んだ。
来場者の反応は上々で、持ち込み段階から多くの衣類が寄せられ、中には20〜30点を一度に持参する人もいたという。状態の良い衣類が多く、「捨てるのはもったいない」と自宅に眠っていた品を持ち寄る姿が目立った。
会場では若い世代の姿も見られた。虎姫高校2年の川上優さんと丸岡陽介さんは、それぞれ2〜3着を持参。「エコで環境にいいし、必要な人同士で交換できるのがいい。お互いウィンウィン」と話し、会場で見つけたジャケットやジーンズ、バッグ、サングラスを手に笑顔を見せた。「こんな機会はなかなかない。またあれば絶対行きたい」と継続開催にも期待を寄せた。
野村さんは「初めての試みだったが、想像以上に多くの服が集まり、需要の大きさを実感した。眠っていた洋服が次の人につながる場をつくれたのはよかった」と手応えを語る。
企画の背景には、野村さんが留学先のイギリスやスウェーデンで体験した衣類交換会がある。現地では大学や地域の団体が定期的に開催しており、身近な資源循環の取り組みとして定着しているという。
今回集まった衣類のうち残った分は保管し、次回開催時に活用する予定。今後は継続開催に向けて運営のあり方などを検討するとともに、野村さんは「この取り組みが広がり、当たり前の選択肢になってほしい」と話し、秋冬編の開催にも意欲を見せている。







