カナダ人気レストランの100人、木之本へ

鮒ずしや地酒、発酵文化を体感

 カナダの人気レストランチェーン「アールズ・キッチン+バー」のシェフやスタッフら約100人が2日、北国街道木之本宿を訪れ、鮒ずしや地酒などを味わうなどして湖北の発酵文化に触れた。社員旅行の一環で来日した一行は、東京や京都を巡る日程の中で木之本宿に立ち寄り、約5時間にわたって地域の歴史や食文化を体験した。

 一行はまず明楽寺を訪れ、鮒ずしや漬物、地酒などを試食・試飲し、醤油シロップ、サラダパン、ブラックバスのサンドなども味わった。鮒ずしを食べた参加者からは「ブルーチーズみたい」「お酒に合う」といった声が聞かれ、湖北ならではの発酵文化に関心を寄せていた。

 その後は5グループに分かれ、北国街道を散策。冨田酒造や山路酒造、白木屋醤油店、ダイコウ醤油、木之本地蔵院などを見学した。醤油店では濃口、薄口、たまり醤油の違いや用途について説明を受け、酒蔵では精米や醸造など日本酒造りの工程を学んだ。参加者からは「お酒をつくるのにどれくらい時間がかかるのか」などの質問も出され、熱心に耳を傾けていた。

 今回の訪問は、公益財団法人「びわこビジターズビューロー」などの橋渡しで実現した。財団では一行にSNSなどで木之本の魅力を発信してもらうよう呼びかけており、参加者が体験した湖北の発酵文化や歴史ある町並みが、今後どのような形で海外へ紹介されるのか注目される。

 

 

 

掲載日: 2026年06月05日