オリジナル妖怪で詐欺・感染症を
「話題の妖怪で特殊詐欺、コロナを撃退!」—長浜署は妖怪「アマビエ」にあやかったオリジナルキャラクター「アマひよちゃん」を活用したキャンペーンを展開している。
アマビエは江戸時代、熊本に出没したという妖怪。人魚のような姿で、くちばしがある。その姿を描いて世間に広めると、疫病がやむという言い伝えから、ブームとなっている。
八幡東交番の嶋田菜摘巡査長(26)は署のマスコットキャラクター「ひよたん」にあやかり、愛らしい「アマひよ」を考案。最近、多発している「新型コロナ」に便乗した特殊詐欺を防止しようと、プチマスコットを製作した。
高さ約15㌢のマスコットは空きペットボトルをベースに紙粘土で、顔はひよちゃん、容姿はアマビエのように成形。「特殊詐欺撲滅」「コロナウイルス撃退」と書かれた幟旗を両手に持たせ、「どちらもかかりませんように」と書いた、たすきを掛けた。
本庁窓口のほか、八幡東、長浜駅前、虎姫交番の4カ所に設置。八幡東交番ではオリジナルポスターやミニ新聞でも市民にPRしている。
嶋田巡査長は「アマひよちゃんで詐欺もコロナも撲滅したい」と話していた。