みつとし本舗 冷やすと、さらにおいしく

こだかみ茶入りピーナッツ煎餅

 西浅井町大浦、老舗菓子店「みつとし本舗」は、こだかみ茶入りピーナッツを発売。「冷やすと、さらにおいしくなる」と話題になっている。

 ベースとなっている同店の人気商品ピーナッツせんべいの生地には小麦粉、三温糖、蜂蜜のほか、隠し味にみりんを入れている。これにローストして刻んだピーナッツを独自の製法で練り込み、焼き上げているため、サクサク。「口に入れた時、甘さが一気になくなるよう」な風味を大切にしている。

 新商品「ミツトシプラス」はピーナッツせんべいに木之本町古橋の在来種・こだかみ茶のパウダーをブレンド。表面に砂糖を再結晶化させたフォンダンを塗っているから、こだかみ茶特有の渋みとせんべいの甘さがマッチしており、絶妙なハーモニーを醸し出している。

 製造担当の山口大智さん(28)は「ひと手間かけた逸品。食べる前、少し冷やすとフォンダンの甘さが締まって、一層おいしくなる」と話している。

 同店と己高庵で販売。1袋40㌘入り350円(税別)。問い合わせはみつとし本舗℡(89)0191へ。

掲載日: 2020年08月17日