慶應義塾大3年「侍ジャパン」に選出
びわ中学校出身で、慶應義塾大学3年の林純司選手(20)が、大学日本代表「侍ジャパン」に選出され、10日から台湾で開かれる「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ」に出場する。東京六大学野球ベストナインに輝いた遊撃手へと成長した林選手は「支えてくださった方々への感謝を忘れず、自分らしいプレーで勝利に貢献したい」と、世界一への決意を新たにしている。
びわ南小学校時代は「びわファイターズ」、びわ中学校時代は「湖北ボーイズ」でプレー。その後、兵庫県の強豪・報徳学園高校へ進学した。2023年春の選抜高校野球大会では準々決勝・東邦戦で本塁打を放つなど準優勝に貢献した。
大学では正遊撃手としてレギュラーに定着。今春の東京六大学野球では堅実な守備と勝負強い打撃でリーグ優勝の原動力となり、遊撃手部門のベストナインを受賞した。続く全日本大学野球選手権では全5試合に出場し、14打数6安打、1本塁打、4打点を記録。チームを準優勝へ導き、自身も敢闘賞に輝くなど全国の大学球界屈指の遊撃手として評価を高め、大学日本代表入りを果たした。
堅実な守備範囲の広さと勝負強い打撃を兼ね備えたプレーが持ち味。攻守にわたる安定した活躍が高く評価され、大学球界を代表する選手の一人として日の丸を背負うことになった。世界を相手にどんなプレーを見せるのか、地元からも大きな期待が寄せられている。
代表入りについては「大学野球で掲げていた目標の一つだったので、選出された時は素直にうれしかったです。一方で、日本を代表して戦う責任感もあります」と喜びと決意を語る。
野球人生の原点は、びわにある。「自然豊かで、のびのびスポーツができる環境と、温かく支えてくれた両親、小中学校の野球チームの指導者や地域の方々のおかげで、大好きな野球を続けることができました。今の自分の土台になっています」と、ふるさとへの感謝を口にした。
中学時代は湖北ボーイズで、現在は福岡ソフトバンクホークスの前田悠伍投手とバッテリーを組んだ。「悠伍は当時から努力家で、尊敬しつつライバル意識を持って練習していました。努力を人に見せず、一人で黙々と取り組む姿が印象的でした」と当時を振り返る。「今はプロと大学でステージは違いますが、悠伍の活躍にはいつも刺激を受けています。同じ舞台で野球をやろうと話しているので、お互いに切磋琢磨しながら成長していきたい」と将来を見据えた。
台湾での世界大会では「自分の一番の持ち味である守備でチームに勢いをもたらしたい。勝負強い打撃でも世界一に貢献し、自分の役割を全うしたい。その結果、優勝できれば一番うれしい」と語り、地元から寄せられるエールに「応援よろしくお願いします」と話している。





