「曳山を彩る絵師たち」展

曳山博物館、横山清暉作品を公開

 長浜曳山まつりの常磐山の舞台障子腰襖を作画した京都四条派の画人・横山清暉(1793〜1865年)の作品を集めた企画展が曳山博物館で開かれている。

 清暉は幕末画壇の「平安四名家」の1人に数えられ、東本願寺白書院杉戸絵や祇園祭長刀鉾の軒下絵を手掛けるなど京都を中心に活躍した。

 企画展は「曳山を彩る絵師たち」と題したシリーズの第4弾。清暉が嘉永4年(1851)に常磐山の舞台障子腰襖に描いた「菊白頬鳥図」をはじめ、岩の上に立つ孔雀と牡丹を描いた「孔雀牡丹図」など22点を展示している。

 「菊白頬鳥図」は白頬鳥2羽が菊花に飛来するようすを描き、当時、曳山まつりが行われていた秋に合わせた画題としている。「孔雀牡丹図」は岩や牡丹が柔らかな筆致で描かれ、清暉が属した四条派的な特徴が表れている。

 入館料は大人600円、小中学生300円(湖北地域は無料)。午前9時から午後5時、9月1日まで。