「ライダーズカフェ」訪問の旅始動

全国巡り本に、ドライブインみゆきの宮川さん

 バイク乗りが集まるライダーズカフェとして知られる米原市磯の「ドライブインみゆき」を営む宮川裕輔さん(42)=彦根市開出今町=が、全国各地のライダーズカフェを取材して紹介する書籍の発刊に向け、日本一周の旅に乗り出した。先月から愛車で全国を巡り始めた宮川さんは「日本のバイク文化を一冊にまとめたい」と意気込んでいる。

 宮川さんは16歳のころからバイクに親しんできた。IT企業で15年ほど働いた後、バイクの仕事をしようと、専門店で整備士として経験を積んできた。その後、2023年9月に妻の美幸さんが店長を務めるドライブインみゆきをオープン。同店は湖岸道路のツーリングルート上に位置し、北海道から鹿児島までのライダーたちが訪れる交流の場となっている。

 宮川さんによると、全国には350店舗以上のライダーズカフェがあるという。店舗ごとに異なる特徴があるが、「初めて訪れても仲間のように迎えられ、気が付けば誰かと談笑している」との共通した魅力があるという。このつながりを日本中に広めようと、47都道府県のライダーズカフェを紹介する本作りに乗り出した。

9月末まで100店訪問へ

 日本一周の旅に向けて、ホンダのバイク「NC700」を購入。「モトグラファー裕輔」の名前で5月5日にドライブインみゆきをスタートし、この1カ月間で兵庫、岡山、鳥取、島根、山口、福岡などの約30店をアポなしで訪問。各店の歴史やオーナーの思い、おすすめのメニュー、地域の魅力などを取材している。9月末までに約100店を訪れ、集めた情報をもとに記事化と編集作業を進め、年内の書籍刊行をめざしている。

 宮川さんは「ライダーズカフェに集まる人たちはみんな楽しそうにしている。店ごとの個性は違っても、人と人とをつなぐ温かさは共通している。その魅力を全国へ伝え、ライダー同士をさらにつなげる一冊にしたい」と笑顔を見せる。

 インスタグラム(https://www.instagram.com/motographer_yu_yu?igsh=Mjl3c3NjZXM5NW03&utm_source=qr)で旅の様子を紹介している。旅の経費を募るクラウドファンディングをキャンプファイヤー(https://camp-fire.jp/projects/935848/view?list=watched)で実施している。目標額100万円。

(滋賀彦根新聞)

 

 

 

掲載日: 2026年06月12日