「スイミー」の世界、新聞紙で

私立園児ら手作り、さざなみタウンで展示

 レオ・レオニの人気絵本「スイミー」の世界を新聞紙やチラシで表現したアート展が18日、さざなみタウンで始まった。長浜市内の民間保育園など13園の園児が手分けして魚を手作りしたもので、25日まで展示している。

 21日に同所で「スイミー子育てフェスタ〜音と絵本とオサカナと」(スイミープロジェクト実行委員会主催)が開かれるのに先駆けてアート展示を行った。新聞紙アート作家・なんめんよしこさんの協力で長浜市民間保育協議会(代表=門池称吾・速水こども園長)の園の子ども達が新聞紙やチラシで魚を作った。

 マグロから身を守るために、真っ黒な小魚「スイミー」の発案で赤い小魚たちが集合し大きな魚のふりをしている絵本の一場面を表現している。

 このほか、なんめんさんの作品をさざなみタウンのあちこちに展示。スイミーに登場するウツボやクラゲのほか、バショウカジキ、ライオン、チーター、クジャク、シロクマなどに出会える。

 なお、21日のフェスタではなんめんさんによる新聞紙アート体験、長浜バイオ大による両生類とメダカのミニ水族館、滋賀文教短大の学生による絵本の読み聞かせなどがある。午前10時から午後3時まで。

掲載日: 2025年06月20日