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サラ川に見る世相   2019年 5月 24日

 サラリーマンの悲哀を5・7・5に託した「サラリーマン川柳」(日本第一生命主催)のベスト10が23日発表された。10万7000人のファンの投票で1位に選ばれたのは「五時過ぎた カモンベイビー USA(うさ)ばらし」だった。仕事で溜まった鬱憤をアフターファイブに発散したいサラリーマンの気持ちを、流行りの歌に乗せて表現した秀作だ。
 今回は「ノー残業 趣味なし金なし 居場所なし」「やっと縁 切れた上司が 再雇用」「再雇用 昨日の部下に 指示仰ぐ」など、働き方改革をはじめ、定年延長や再雇用を詠んだ作品が多く寄せられた。
 また、スマホのアプリを利用して自宅にある不用品を転売できる便利な時代を背景に、「メルカリで 妻が売るのは 俺の物」「子におもちゃ 捨てると言ったら 『イヤ、売って』」などといった転売ネタも目立った。
 定番の健康ネタも多く、「いい数字 出るまで測る 血圧計」「『やせなさい』 腹にしみいる 医者の声」「下腹が 気づかぬうちに ひょっこりはん」がベスト10に入っている。
 さて、サラリーマン川柳は今回で32回を迎えたが、歴代1位の作品を振り返ると、時代を反映した単語が登場し、その当時の世相がうかがえて興味深い。バルブ景気の名残を思わせるのは「ボディコンを 無理して着たら ボンレスハム」(1990年)。当時、このゲームで遊んだ子どもは今やパパになっているのだろう「わが家では 子供ポケモン パパノケモン」(97年)。
 パソコンやインターネットが仕事でも家庭でも当たり前の時代となったが、黎明期のおじさんは大変だっただろうと想像できるのは「ドットコム どこが混むのと 聞く上司」(2000年)。「デジカメの エサはなんだと 孫に聞く」(01年)もデジタル化の波についていけない中高年の悲哀を感じ取れる。
 この頃から電話を使った詐欺が急増したのだろうか。「オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る」(04年)は社会問題化しているオレオレ詐欺に、家庭での夫婦関係をコミカルに絡めている。また、「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」(09年)は政権を奪取した民主党(当時)による「事業仕分け」をテーマにした作品。無駄遣いに対するチェックは、国が甘くて家庭が厳しいのは今も変わらない。

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過去のコラム

初夏の草花 思い思いに   2019年 5月 24日


初夏の草花 思い思いに

池坊近江湖陽会のグループ展
 生け花の池坊近江湖陽会によるグループ展が25、26日、長浜文芸会館で開かれる。会場では24日、会員がカキツバタ、ナツハゼ、リアトリス、ガマなど季節の草花を生け準備を整えていた。
 同会には長浜、米原両市を中心に約120人が所属し、4回目となるグループ展では81人が出品する。
 24日には朝から会場で準備が行われ、会員が自宅の庭で育てたり、花屋で購入したりした草花を、バランスや配色に気を配りながら花器に生けた。会長の桐山勝价さん(78)=加田町=は「会員が和気あいあいと親睦を深めながら生け花を楽しんでいる。初夏に咲く花の美しさを見て欲しい」と話している。
 午前10時から午後5時まで(最終日は同4時まで)。


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「令和」初代横綱決まる   2019年 5月 23日


「令和」初代横綱決まる

白熱、息長小で伝統の相撲大会
 米原市の息長小学校で22日、伝統の校内相撲大会が開かれ、児童力士が白熱した大一番を演じた。
 地域の伝統行事として受け継がれ、市内で土俵がある学校はここだけ。同校によると、相撲大会は1941年から始まり、70年前から「横綱」を決めるようになった。
 この1カ月間、同校では「すもう月間」として取り組み、体育の授業で学年ごとに総当たり戦を実施。この日は各学年の優勝を決める決勝戦と6年生の横綱決定戦があった。
 6年の児童6人が「犬神」や「龍神」などが描かれた手作りの化粧まわしを着け、土俵入り。
 児童、保護者から「いけ、いけ、投げ飛ばせ」「押せ、押せ、押し倒せ」などと声援を受けながら、熱戦が展開され、チビッコ力士たちが小手投げなど豪快な技を繰り出していた。
 「令和」初代横綱になったのは大林幸士郎君と安川桜愛さん。1年生から6連覇を達成した大林君は「プレッシャーもあったが、プライドもあり、負けられない気持ちが強かった」と話していた。


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