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悪辣な商法   2017年 6月 23日

 総務省は22日、携帯電話の契約時に電気通信事業法や同省のガイドラインで定められた適切な説明が行われていなかったなどとして、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話大手3社に行政指導を行う方針を明らかにした。総務省は法令順守の状況を確認するため、全国の携帯電話ショップなどで覆面調査を進めてきた。その調査結果によると、「2年縛り」などの契約期間の拘束について適切な説明がされていないケースが約6割、契約後8日間は解約できることを説明していなかったケースが約8割にのぼった。
 小生も何度か携帯電話を買い換えたり、通信会社を乗り換えたりしているが、その料金体系の複雑さに閉口することもある。今年1月に市内の携帯電話ショップで新しいスマホを購入したが、後に複数の有料サービスに登録されていたことが判明した。身に覚えのないメールが送られてきたから気付いたのだが、「契約した覚えがない」と携帯電話会社に問い合わせたところ、契約日に即日解約されていて、料金の発生はないということだった。購入した携帯電話ショップに問い合わせたところ、複数の有料サービスについて「初回60日間は無料なので」と、契約前提で登録手続きをしているとのことだった。小生が断ったから解約手続きを行ったそうだ。60日後に料金が発生するサービスを押し付けるように勝手に契約させる行為は、小生は「まっとう」な商法とは思わない。
 このように、スマホ購入時に有料サービスを契約させられるケースは少なくない。最初の何カ月かは無料ということで、契約前提で手続きを進め、無料期間を過ぎると、消費者がわざわざ解約手続きをしないと延々と料金が発生する。法令に違反しないとはいえ、極めて悪辣でたちの悪い商法だと断じたい。
 そしてこういった押し付けがましいサービスにより不必要な利用料金を支払わされているのは、高齢者らいわゆる情報弱者かも知れない。携帯電話やスマートフォンは現代人の生活に欠かせないツールとなっているが、特に高齢者は、販売の仕組みや複雑な機能に困惑し、高い買い物をさせられている可能性が決して小さくない。
 文芸春秋7月号では「70歳からのスマホ安心8カ条」と題して、高齢者向けに賢い利用法を紹介している。8カ条は▽電話とメール利用だけなら、携帯電話で十分▽契約時は「余計なものはいらない」とはっきり意思表示▽取り扱い説明書は必要部分を印刷▽購入後1〜2カ月したら購入した店舗に行き、料金プランの見直しや操作の相談▽アプリは名前の知られたのをダウンロード—など。日本の携帯電話市場は大手3社がほぼ独占し、自浄機能にも期待できない。携帯電話やスマホの契約時には、よくよく警戒を。

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過去のコラム

盗難に遭いながら1200キロ   2017年 6月 23日


盗難に遭いながら1200キロ

坂本さん四国「歩き遍路」達成
 湖北町石川の坂本大輔さん(27)は四国八十八カ所の霊場を巡る「歩き遍路」を達成した。途中、盗難に遭いながら、現地で資金稼ぎをするなど、苦難の道のりを経て、約1200㌔を歩き通した。
 坂本さんは高校卒業後、大阪や長浜でバーテンダーとして働いた後、米原市の農家でイチゴ栽培などを手伝い、その後、オランダ、タイに移住。タイでは現地人と共同生活をしながら、昼は三輪タクシー「トゥクトゥク」の運転手、夜は日系の居酒屋で働いた。
 その間、離婚も経験。「何かをやり遂げたことがない。好き勝手にやり、周りに迷惑をかけてきた」。自分をふがいないと感じ、教師を辞めて出家した父・長司さんが修業した四国を巡礼しようと思いついた。
 4月12日から八十八カ所巡りを開始したが、2週間後、高知市内のコンビニのトイレで置き引きに遭い、現金8万円とカード、身分証明書が入った財布を盗まれた。
 「このままでは、完達できない」と、般若心経を覚え、托鉢を始めると、遍路で出会った室戸市で造園業を営む男性が「私のところで働いてみては」と誘ってくれた。造園の傍ら、漁師の手伝いをし、36日間かけ、13万円を稼いだ。
 その資金を生かし、野宿を続けながら、残りの寺院を礼拝。お大師様にはこれまで世話になった人たちへの感謝の気持ちを伝えるとともに、「世の中のため、わが身を大きく生かして」と願った。
 自宅に戻ったのは6月21日。66日間で東京—福岡間に相当する約1200㌔を踏破した。坂本さんは「財布を盗まれたことは運が良かったと思っている。盗んでくれた人のおかげで本気になれた」と思いを述べ、「雑念、迷いが消え、自分自身大きく成長したように思える」と旅を振り返っている。


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ゲスト多彩、盛大に除幕式   2017年 6月 22日


ゲスト多彩、盛大に除幕式

豊公園で琵琶湖周航の歌100周年記念イベント
 「琵琶湖周航の歌」100周年記念イベントが25日午前9時半から、豊公園一帯で開かれる。
 イベントは長浜港発着の「船上ライブ」(4便)、朗読劇や文化団体による臨湖「ステージ」、ビッグゲストを招いての「除幕式」の3本柱。
 船上ライブのチケットは一部完売しているが「ポップス・ライブ号」(午前9時半、1500円)とフリータレント・もえりーぬの「びわこ・うみのこ・レッツラ号」(午後1時20分、1000円)は残席あり。
 「ステージ」では若者たちによる大正ロマン朗読劇「うみのうた」を3回上演。琴・四季の会、日本よし笛の会、光粋流舞道、3B体操、輝らりキッズが発表。小学生による「わたしの夢の発表会」も。このほか、臨湖前では27店舗の「うみのこマルシェ」がある。
 歌碑設置場所、太閤井戸付近では午後3時から、にぎわいライブや屋台村が始まる。ブラスバンド「ピュアブラス」、ポップスバンド「ザ・パナックス」の演奏。たこ焼き、焼きそばなどの屋台。南三陸町からの募金贈呈があり、「サカイ引越センター」のCMソングを歌うシンガーソングライター・まつうらようこさん、「周航の歌」を大流行させた歌手・加藤登紀子さんらを招いての除幕式(4時半)がある。雨天決行。参加費は一部を除き、無料。
 実行委員会は「周航の歌」の歌詞に登場する地名の中で唯一、歌碑が建っていない長浜にガラス製歌碑の建立を目指し、市民有志で募金活動をしてきた。目標額は830万円。20日、現在、615万円まで集まっているが「続々と支援が寄せられている」(事務局)という。


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