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女性のスポーツ参加   2016年 8月 19日

 リオ五輪のレスリング女子は48㌔級で登坂絵莉選手、58㌔級で伊調馨選手、63㌔級で川井梨紗子選手、69㌔級で土性沙羅選手が金メダルを獲得。日本勢が全6階級のうち4階級を制覇した。
 また、18日のバドミントン女子ダブルス決勝で、高橋礼華・松友美佐紀ペアがデンマーク代表を下し、バドミントンとしては日本初の金メダルを獲得した。
 18日までに日本が獲得した金メダル12個のうち7個が女性選手の目覚しい活躍によるものだが、五輪の参加国を見渡すと女性のスポーツが制限されている国があることがうかがえる。
 例えば、イスラム教の中でも特に戒律に厳しいワッハーブ派を国教とするサウジアラビアは、女性の自動車運転を禁止するなど、日本人の感覚からすると女性の権利がひどく制限されているように思えるが、スポーツも例外でなく、観戦のためにスポーツ施設に立ち入ることさえ禁止されている。五輪も同様だったが、「女性蔑視」との国際批判をかわすためか2012年から女性選手の出場を認めている。今大会では4人が出場している。しかし、同国の女性をとりまくスポーツ環境は制限されたままだ。
 リオ五輪で小さいながらもニュースになったのは、バレーボール男子の観客席でイラン人の女性活動家が女性のスポーツ観戦を認めるよう訴えるメッセージを掲げ、大会運営者から退場を迫られた騒ぎだ。イランもサウジアラビア同様に女性のスポーツ観戦を禁じており、活動家は「イランの女性をスタジアムに入れさせて」と英語で書いた幕を掲げて国際世論に訴えた。運営者側は五輪会場で禁じている「政治宣伝」にあたると判断して退場を要求した。
 印象に残ったのはビーチバレー女子のドイツ対エジプトの試合。ドイツ選手がビキニなのに対して、エジプト選手は全身を覆ったユニフォーム姿。これは女性が肌を露出することを禁じたイスラムの教えに由来するものだが、ビーチバレーはビキニなどの水着でプレーするという先入観、常識を覆してくれた。両国選手の対照的なユニフォームは、五輪という異文化のスポーツ競演に相応しい姿だった。

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過去のコラム

村田君、沢本君、三番叟の大役   2016年 8月 19日


村田君、沢本君、三番叟の大役

秋の地域伝統芸能全国大会で披露
 長浜北小5年の村田桜輔君と長浜小5年の沢本龍之輔君が、地域伝統芸能全国大会「日本のまつりinながはま」(10月29、30日)で二人三番叟の大役を演じることが決まった。
 大会では長浜曳山文化協会が高円宮殿下記念地域伝統芸能賞を受賞することから、長浜文芸会館で記念の三番叟を披露する。長浜曳山まつりの三番叟役者は1人だが、当日は受賞を祝って2人で賑々しく演じる。
 長浜曳山祭ユネスコ無形文化遺産登録推進会議が市内の小学4〜6年から役者を公募し、8月6日の選考会で2人を選んだ。
 村田君の家族は父親が裸参りに参加するほど曳山まつりが大好きで、今回、家族のすすめで役者に応募。「来た人全員に喜んでもらえるよう演技をしたい」と張り切っている。
 沢本君は昨年と今年の曳山まつりの三番叟役者に応募したが、長浜八幡宮の「矢くじの儀」で落選。3度目の応募で大役を射止めた。「自分がこれでいいと思えるぐらい頑張って稽古したい」と話している。


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過渡期のスリランカで汗   2016年 8月 18日


過渡期のスリランカで汗

青年海外協力隊の川瀬さん
 青年海外協力隊員としてスリランカで地場産業の振興に取り組んでいた米原市志賀谷の川瀬葉子さん(41)が2年の任期を終え、このほど帰国。18日、同市の平尾道雄市長を表敬訪問した。
 川瀬さんはヒンズー教徒が約9割を占めるジョフナーで、現地の人にパルメラヤシを原料にした黒糖やジャム、手作り帽子などの品質改善や販売促進を指導した。
 同国は30年余り続いた内戦が終結し、川瀬さんの着任間もなく選挙で大統領や与党が交代。民主化が進み、中央省庁が再編されるなど、政治の過渡期に入っていた。見知らぬ地で先行き不透明な情勢の中、オーダーメイドによる帽子の作り方を教えるなど、任務に汗を流した。
 民俗衣装サリーを身にまとい、平尾市長と対談した川瀬さんは、発展途上国の人たちの宗教に対する熱い思いや民族性の違い、政治の大切さを訴え「経験できない面白さにふれてきた。日本でも国際協力関係の仕事に就きたい」と話していた。


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