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民進党の遠心力   2017年 4月 21日

 民進党の細野豪志氏が13日、憲法改正をめぐる執行部との考え方の違いを理由に党代表代行を辞任したが、静岡県知事選の立候補に向けた「環境整備」とも目されていた。結局は、民進党が支援する現職知事が立候補することを明らかにし、細野氏擁立論は消えた。
 現職がもし立候補を見送っていたなら、細野氏は知事選へ前のめりだったことだろう。国政で影響力を発揮できない野党の一議員よりも、知事という一国一城の主を務めたほうが政治家冥利に尽きるからだ。
 このところの民進党は求心力よりも遠心力が目立つ。野田内閣で防衛副大臣を務めた長島昭久衆院議員も共産党との共闘に嫌気をさして離党した。東京では都議選候補が相次いで離党し、小池百合子知事率いる「都民ファーストの会」へと鞍替えしている。
 NHKの世論調査によると、民進党の支持率は昨年までは10%台を記録する月もあったが、2017年は1月8・7%、2月6・4%、3月7・6%、4月6・7%と、低空飛行を続けている。
 野党第一党である民進党は昨年3月に民主党と維新の党が合併して誕生したが、目新しさはない。唯一挙げるとすれば、土井たか子さん以来、30年ぶりの野党第一党の女性党首として蓮舫氏が就任したくらい。しかし、安倍内閣を追いつめる千載一遇のチャンスである学校法人「森友学園」への国有地売却問題では、共産党に遅れを取った。憲法改正でも脱原発でも、旧民主党時代を彷彿させるような足並みの乱れ。7月の都議選で大敗すれば、解党的危機を迎えかねない。
 4月の安倍内閣の支持率は53%で、自民党支持率は38・1%だ。小選挙区制度が目指している政権交代可能な2大政党制は実現する気配はない。閣僚に失言が相次ぐのも、安倍首相の人気にあぐらをかいているからに他ならない。
 自民党に対抗しうる野党の成長。これは自民党支持者でさえ望んでいることなのだが。

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過去のコラム

児童が考案 湯田小ランチ   2017年 4月 21日


児童が考案 湯田小ランチ

今週末、レストランで限定30食提供
 湯田小学校の児童がレシピを考案した「湯田小ランチ」が22、23日、レストラン「パーティーハウス」(北池町)で提供される。
 地域と連携した学校運営に取り組む同校では昨年、5年生が地産地消をテーマにした社会科と、栄養を学ぶ家庭科の授業でランチメニューの開発に取り組んだ。
 児童はおにぎり・サラダ、メイン、スープ、デザートの4グループに分かれて、それぞれアイデアを出し合った。地元の野菜を食材としたり、盛り付けや野菜のカット方法を指定したり、5年生70人にそれぞれのこだわりがあり、パーティーハウス代表の北田圭一さん(40)は「70人のアイデアを選別するのが大変でしたし、レシピ通りに料理するのも苦労しました」と話す。
 ランチメニューは計4種類を作り、今月15、16日にも提供。子どもが考えた料理に保護者も大喜びだったという。
 22日のランチは、「ほんだしおにぎり」「ぶどうゼリー」「鶏スティック」「白菜スープ」「ホットトマトサラダ」、23日は「鮭バターおにぎり」「カルピスゼリー」「塩糀チキン」「クラムチャウダー」「白菜とベーコンサラダ」。それぞれ限定30食で価格は780円(税込み)。午前11時から終日提供している。なお、売上の一部は同校に寄付する。
 湯田小ランチの企画考案者で当時の同校主任事務主査・松田幸夫さん(53)=現在は鏡岡中学校勤務=は「地域と連携した事業ができないかと、ランチメニュー作りを思いついた。子どもたちが主体的に考えたものが商品化されることに喜びを感じてもらいたい」と話し、北田さんは「地域の店も子どもたちの成長を応援していることを知ってもらえれば」と話している。


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全国から743点の応募   2017年 4月 20日


全国から743点の応募

長浜盆梅展フォトコン 入賞作品決まる
 長浜観光協会は19日、長浜盆梅展フォトコンテストの受賞作品を発表した。
 今年で5回目を迎えるコンテストには全国の331人から743点の応募があり、市長賞には彦根市の会社員・村田朝男さん(68)の「日本一の芙蓉峰」が選ばれた。村田さんは「今年の長浜盆梅展に4回通い、3回目に初めて芙蓉峰に出会い、その雄大な姿に圧倒された。単調にならないよう、影を生かし立体感を出せるよう撮影した」とコメントしている。
 なお、入賞作品34点と過去の受賞作は29日から5月21日まで慶雲館に展示される。
 このほかの入賞者は次の皆さん(湖北地域のみ)。
 野瀬拓也(南高田)、川勝実衣菜(祇園)、堀重壱(富田)、山本紀夫(平方南)、田邉理人(南高田)、吉田正義(米原市清滝)、井上覚(永久寺、2点入賞)。


特選句に田中恭平さん、盆梅展俳句コンテスト
 長浜観光協会は19日、盆梅展俳句コンテストの受賞者を発表。特選句には神照町の田中恭平さん(81)の「髙僧の名付け待たるる梅七分」が輝いた。
 287人から884句が寄せられ、俳人の夏井いつきさんが、特選句1点、並選句17点を選んだ。田中さんは、京都・林光院の澤宗泰住職が今年1月、「林光」と命名した盆梅について詠んだ。夏井さんは「まだ命名を終えていないこの梅を、今年はあのお坊様に名付けていただく。命名の時を待つように梅は花を開き始め、七分咲きとなった。満開になるころには新しい名前を授けていただくのでしょう。長浜盆梅展特選句に相応しい格調を持った句」と選評している。受賞者と作品は次のとおり(湖北地域のみ)。


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