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世界の兵器取引、冷戦後最大に   2017年 2月 22日

 スウェーデンのシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所」が20日に公表した世界の兵器取引の報告書によると、2012〜16年の取引量が前回調査(07〜11年)に比べ、8・4%増加し、1989年の冷戦終結以来、最大規模となった。
 兵器取引は輸出国と輸入国に顕著な傾向が見られる。最大の輸出国はアメリカで世界シェアの33%を占め、次いでロシアの23%。3位は中国の6・2%。以下、フランス6・0%、ドイツ5・6%、イギリス4・6%。スペイン2・8%、イタリア2・7%、ウクライナ2・6%、イスラエル2・3%と続く。米露の2大国が世界シェアの過半数を占めている実態がうかがえると同時に、中国は前回4位からフランスを抜いて3位に浮上しており、兵器輸出を加速させていることが分かる。
 一方、輸入国のトップ10はインドの13%が1位で、以下、サウジアラビア8・2%、アラブ首長国連邦4・6%、中国4・5%、アルジェリア3・7%、トルコ3・3%、オーストラリア3・3%、イラク3・2%、パキスタン3・2%、ベトナム3・0%。これ以降も東アジアや東南アジア、中東の国々が続いている。
 兵器輸入の多い国は紛争中、もしくは紛争に到らなくとも近隣国との火種を抱えている。トップのインドは隣接する中国やパキスタンと領土問題を抱える。また、兵器輸入トップ20を世界地図に落とし込めば、東南アジアと中東に兵器が集中していることが一目瞭然となる。
 特に東南アジアではベトナムが前回比202%増で、台湾、シンガポール、インドネシアも輸入国トップ20に入っている。中国による南シナ海での領有権拡大を背景に各国が兵器輸入を強化し、防衛力を高めていることが分かる。
 中東はイラクやシリアでのテロ組織「IS」(いわゆるイスラム国)の暗躍をはじめ、イエメンでの内戦などを背景に各国の輸入量が増え、世界全体の輸入に占める中東のシェアは前回の17%から29%へと膨らんでいる。特にサウジアラビアの兵器輸入は前回比212%増と突出しており、敵対するイランやシリアとの紛争を招きかねない。そして中東に出回る兵器の多くがアメリカ製だ。
 ストックホルム国際平和研究所の分析からは、世界が確実に不安定化していることがうかがえる。特に東アジア、東南アジアに兵器が集中し始めていることを知っておきたい。

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過去のコラム

若住会 50年のあゆみ   2017年 2月 22日


若住会 50年のあゆみ

高畑、池奥町の老人クラブ記録集発刊
 高畑、池奥町の老人クラブ「若住会」は会の半世紀におよぶ歴史をまとめた記録集を発刊した。
 会は各地域で老人クラブ発足の最盛期だった昭和41年、近隣2字の連合で結成。両字内の神社「若宮」「住吉」の各一文字をとり、「若住会」とした。
 平成8年に「30年のあゆみ」を発刊しており、さらなる「歴史を記録に残そう」と村居謙太朗会長(73)と中居和平さん(70)が中心となり、メンバーにエッセイや写真の投稿を呼びかけ、昨年9月からデータの入力や編集を開始。約半年かけ、1冊の本にまとめた。
 冊子では発足時から平成28年までの歴代会長、婦人部長と現在の会員を紹介。神社、墓地の清掃奉仕や研修旅行など各種事業を年度ごとにまとめたほか、「若住会は永遠に」「老人会にエールを」「思い出の親睦旅行」など会員19人の寄稿を掲載。昭和55年ごろの商店、公民館やゲートボール大会(平成23年)での健闘ぶりを写真で紹介している。
 村居会長は「これからの励みとなる1冊になった。皆さんの力の結集。地域の協力、連携がさらに深まるのでは」と話している。A4サイズ、31ページ。150冊を印刷し、両町に全戸配布。市内の関係機関に配る予定。


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田崎真也氏プロデュース、ワイン文化広げる食事会   2017年 2月 21日


田崎真也氏プロデュース、ワイン文化広げる食事会

新木産業が手掛け、長浜で20年余
 国際ソムリエ協会会長の田崎真也氏がプロデュースするワインを楽しむ食事会が長浜市内で定期的に開かれ、ファンを増やしている。
 食事会を企画しているのは新木産業(高月町森本)のリゾート部門。湖北地域にワイン文化を広めようと、田崎氏を招いてロテル・デュ・ラク(西浅井町大浦)、北近江リゾート(高月町唐川)、グランクルー(朝日町)で開催。食事会は「ワインありき」で、田崎氏がワインのテーマを決めてから料理のメニューを考案する。
 今月18日に北近江リゾートで開かれた「ワインと美食の夕べ」。フランス・ブルゴーニュ地方の名門「フルーロ・ラローズ」のワインを中心に5種類がグラスに注がれた。田崎氏はそれぞれのワインの特徴をはじめ、スパークリングワインとシャンパンの違いや、「フルーロ・ラローズ」に日本人女性が嫁いでいることなど、ワインに関する幅広い情報を紹介した。料理は醒井産ニジマスや琵琶湖産天然スッポンなど地元の食材を使ったメニュー。田崎氏は「いつも何かしらのサプライズを演出している。今回はフレンチであまり使わないスッポンにしてみました」と解説した。
 食事会は年4〜6回程の開催。リゾート部門を統括する常務取締役の田中秀和さんは「地域にワイン文化を根付かせ、ワインを楽しんでもらいたいと20年余り前から始まった。以前は日ごろのお付き合いのある方を招いていたが、今は広く地域の方に訪れていただいている。田崎さんのワインとともに食事を楽しんでいただければ」と話している。
 なお、次回は4月8日、ロテル・デュ・ラクで「ワインと美食の会」を開催。1部が午後1時から、食事とワイン1万5000円、食事のみ1万2000円。2部が午後5時半から、食事とワイン1万8000円、食事のみ1万5000円。


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